酵素水の謎にせまる
株式会社 ZERO
2015.03.23
上の写真がZEROの事務所兼酵素水製造工場。
業務としては主に、隣接する八鹿浄化センターの複合発酵増殖プラントの管理や処理水の販売、酵素水の製造・販売、バイオトイレの販売などをされている。う〜ん。サラッと聞いただけでは難しいな…。そちらはまた別の機会にじっくり教えてもらうことにして…とりあえず今回は今力を入れられている、酵素水について教えてもらったよ!
レモンを砂糖漬けにして一週間くらい放置したもの…。それとこの酵素水はどうちがうの?
その質問に西村さんの目が光る。キラーン
「この酵素水はそのジュースとはレベルが違うんですよ!」この酵素水は、主に動植物の活性化、消臭、水の浄化などに効果があるらしい。
病気で余命わずかと言われていたワンちゃんがこの水を飲んで元気になった話もあるんだとか。
す、すごいーーー!
確かに、私の作ったレモン汁とはワケがちがう。
これは醸造会社で作られており、植物の酵素を酵母菌によって抽出したものらしい。
このバイオ液を浄化センターの水と合わせ、菌を増殖させる。その水をこの工場でさらに加工し、最後に1ミクロンのフィルターを通してできた水が酵素水ってこと。
夏の日、金魚の水槽に酵素水を入れたものと、入れていないもので検証した結果、水温の上昇により、酵素水を入れてない方の金魚はみるみる弱ってしまった。
一方酵素水を入れた水槽の金魚は元気。写真の金魚はその時の金魚なんだって!大きく成長して今も元気に泳いでいたよ。
「どこまで大きくなるのか楽しみ。水槽の中をUターンできなくなる日がくるかも!」と西村さん。
消臭と、水槽のヌメリや汚れが除去されることもわかりやすい効果の一つ。ZEROの事務所ではタバコを吸う方もいらっしゃるのですが、匂いが一切しない。それも酵素水を定期的に霧吹きなどでふりかけているからなんだとか。
上の写真はメダカの水槽で実験したもの。左は井戸水、右は井戸水に酵素水を1/1000加え、実験開始から1ヶ月後の写真。左は濁っていて臭いがあるのに比べ、酵素水の入った右は臭いもなく、透き通っていてきれい!臭いやヌメリの元になる成分が酵素によって分解されているからだそう。
これは酵素水を左から1/100、1/300、1/500に希釈し、チューリップの球根で成長を実験しているもの。「これを見れば、濃いければ良いという問題じゃなく、そのものに適した濃度があると分かります。植物はやっぱり1/500なんだな」
一番濃度の薄い右のチューリップはなかなか芽を出さなかったそうだが、一旦発芽するとみるみる成長していったんだって。一滴でも力を発揮するんですね。
「この中で何が起こっているかは未知な世界。でも面白いでしょー!」と興奮気味の西村さん。
うん、確かにこんなに差が出るのは不思議!
酵素水を使った商品開発
最近は酵素水を使って様々な商品を開発されているんだとか。「これはすごいよ」と持ってきてくださったのは車の燃費を良くする魔法の水(?)酵素水とある液体を混ぜているんだって。ある液体は…「企業ひみつ♥」だそうです…「ボンネットを開けてシュッシュとふりかけると燃費が良くなった」と、たまたま営業に来られていた方もおっしゃっていた。気になる方はZEROの直接事務所へ!
プリプリ卵もあるよ!
兵庫県宍粟市にある養鶏場の商品「ちくさの門治郎たまご」。ここでは鶏に酵素水を混ぜた水を飲ませているそう。そのせいか、卵の黄身がプリプリでなかなかつぶれない!味も濃厚で美味しいんだって。
現在社員は3名。取材中、たくさん実験したり、見たり…楽しかったな。
まだまだ未知の可能性を持つ酵素水「ZEROのちから」の今後に期待していますー!
今回紹介したZeroのちからはインターネット通販でも購入可能です。
西村さんの好きな食べ物は「但馬牛」!
「子供が帰ってくる盆正月は、すき焼き!夏でもしますよ」夏のすき焼き!それはエキサイティングですなぁ。