レポート

産地が見える商品づくり「サンファーム」

サンファーム株式会社

2015.03.23

おともだちに・・・なって・・突然だけど私、鶏肉料理が大好きっ!鶏肉って唐揚げや、ローストチキン、蒸し鶏などなど調理法や味付けによって印象がガラリと変わるので毎日食べても飽きない。それに他の肉と比べてコレステロールや脂肪分が少なく健康に良いんだって!
但馬の人にとって、身近な存在の“但馬どり”。知らない人も口にしているんじゃないかな?
今回はその但馬どりを生産されているサンファーム株式会社にお散歩に行ってきたよ!

自然に囲まれた立地の社屋
山々に囲まれ、のんびりした風景が望める養父市八鹿町浅間にサンファームの工場はある。今年で創業67年。元々は農薬や肥料などの農業園芸資材の販売事業から会社をスタートさせた。高度成長期の昭和30年頃から但馬はブロイラー(肉養鶏)の産地として成長していき、その流れでブロイラー産業を手がけるようになったそう。
現在は養鶏、加工、販売までを行っている。この工場では事務所兼、加工を行う。加工された商品は地元のスーパーやコンビニ弁当の惣菜などに使われている。
「コンビニやスーパーで様々な鶏肉の加工品が出回っているが表示がないものもあって、どういう経緯をたどったものなのかが分からない、そういうことは私のお客さんにはしたくない。地についた商品作りをしたいと思っています」と話してくださるのは、4代目の代表取締役社長、山本昌実さん。

さわやかな笑顔の山本社長
“産地が見える商品”をモットーに、但馬の農場で養鶏し、地元でと畜。さらに自社で加工、販売地域は地元や、京阪神が中心。
「とにかく安全で鮮度の高い商品をお客様に提供したい」と語られる。鶏たちを商品にするまでの行程はすべて但馬で行う。 それがブランド但馬どりの定義。なるほど!

養鶏はこの工場以外の日高、大屋、養父、竹野、和田山などに分散した直営農場と、一部の契約農場合わせ、なんと!!約90箇所の農場で行い、月に約20万羽を商品にするらしい!
サンファームの鶏は一般的な養鶏所よりゆったりめのスペースで、ストレスの少ない環境で育てられているのが特徴。

「もちろん、但馬どりは家でもよく食べますよ。一番のお気に入りはもも肉を麹で漬けて焼いたものかな。」と。きっと、料理上手な奥様なんだろう〜。ウへへ食べてみたいな!
(料理に麹を使用する人=料理上手)という私の独断と偏見で妄想は続く・・・。

人気商品!オリジナル鍋セット

サンファームではオリジナルの鍋セットを期間限定で販売されているんだって!
現在は白湯なべと関西風鍋の2種類、どちらも人気らしいよ。

鶏屋のこだわり白湯なべ
上の写真は「鶏屋のこだわり白湯なべ」美味しそう〜!!
兵庫県淡路島の玉ねぎの甘みがしっかり効いたダシが自家製つくねに染み込んで最高の味に!つくねは無添加。ナンコツ入りなので食感もコリコリで楽しめる。この鍋用にオリジナルで作られた、特製ちゃんぽん麺付きなのが嬉しいなぁ。 グツグツ煮える姿が肉い! …た、食べたい!

関西風のおだしでいただく鶏なべ
「関西風のおだしでいただく鶏なべ」 。
兵庫県産の薄口醤油を使った関西風のスープ。同じ自家製くつくねと、もも肉入り。こちらには特製の冷凍うどんが付いています!
サンファーム本社で購入できます。ご注文の方はフリーダイアル 0120-477-747 で。

環境に優しい肥料

環境に優しい肥料

サンファームでは、鶏ふんをリサイクルした有機肥料「醗酵けいふん」も作られている。
農家に使ってもらうことで低農薬栽培ができ、地球にも人間にも優しい環境づくりに繋がるというわけ!
一石二鳥も三鳥もある試み!

鶏富魂碑

石碑発見~!

工場の外に出ると「鶏富魂碑(けいこんひ)」と書かれた石碑を発見!
これは鶏の命をいただいているという感謝の気持ちを込め、20年前に建てられたものだそう。お盆やお彼岸にはお線香と花を供え、社員揃って供養しているんだって。

「いつも美味しいお肉をありがとうございます…。大切にいただきます」
私もお祈りしてきたよ!

教えて!但馬のウマイもん。

山本さんの好きな食べ物は、なんと「但馬牛」!
「しゃぶしゃぶがおいしいよね!」 と爽やかな笑顔でお話してくださいました。
同じ肉でくるとは・・・。
「まあ、鶏肉はほぼ毎日たべてるしね。 但馬牛は特別なときだけだけどね。」とのこと。
やっぱ、みんなお肉大好きですよね。

サンファーム株式会社

〒667-0011 兵庫県養父市八鹿町浅間1460
tel.079-662-8090 フリーダイヤル0120-477-747