木の家を体感!
株式会社ミキホーム
2015.03.23
木造住宅の新築、リフォームを手がける株式会社ミキホームにおじゃましてきました。
入った瞬間から木の香りが漂います。独特のやさしい、やわらかい空間。
会社全体が木造のショールームになっています。
憧れの薪ストーブ。ミキホームでは薪ストーブの販売や施工もされています。
リフォームで導入される方が多く、とても満足度が高いのだとか。
じんわりとぬくもりが伝わってきて心地いい…
所々に置いてある手作りの木工品に職人さんの遊び心を感じます。
お話を伺った社長の三木勝彦さん。インテリジェンスな空気をまとった男前社長!
目力がスゴイ…まばゆい、憧れます。
社長、家づくりのこだわりを教えてください!
「私たちの経営理念は“誇れる住まいの提供”です。お客様が自慢できる家であると同時に、自分たちも誇れる家づくりをしたい。そこで、大きく3つのことにこだわっています。
- 1つ目は、100%国産木材を使用すること。
- 2つ目は、次の世代に継承できる耐久性の高い家づくり。
- 3つ目は、すべて地元の職人がつくること。
お客様には、まず、私たちの考え方をしっかりお伝えして、ショールームやモデルハウスで木の家が持つ独特の良さを体感していただきます」
まさに私も体感しています。
「木の家は日本人のつないできた文化です。やっぱりコンクリートや鉄では出せない良さがあります」と、三木さん。
そうか、これって日本人(鹿)の血でしょうか。木の香りと触感は何とも言えない安心感があります。
設計~施工~完成まで
「設計の段階で大切にしているのは“土地を読む”ということです。図面を引く前にまず、その土地に合った家の向きやスタイルをご提案することを心がけています。基本的にお客様の要望は100%取り入れます。チームでデザインレビューを重ねて最終図面を仕上げていきます。施工は自社の大工と地元業者で組んでいる“三友会”で行います。どこも30年来のおつき合いで、厚い信頼関係があります」
ミキホームでは、着工の際に必ず”着工式”を行うそう。これは、関わるすべての業者(15〜20社)と、家を建てる家族との顔合わせ。ここが一番気が引き締まるといいます。
「感動的な場面もたくさんありますよ」と、三木さん。
お客様の想いを聞く場にもなり、業者の気持ちが高まるのだそうです。
「お客様にとっては一生に一度というくらいの大きな買い物。我が家のような感覚で、お客様以上に一生懸命になるよう社員にもよく話します」
その誠実さに、家を建てていない私も思わず感動!
引き渡しを終えても定期的なメンテナンスは続き、一生のお付き合いになるわけですね。
人材は宝
従業員は19名。三木さんは「人材は宝」と話します。
写真はベテラン大工のみなさん。
ミキホームには長年勤める6人の大工さんがいて、三木さんいわく「うちの大きな強み」。
ずばっと言い切るところが、本当に社員を誇りに思ってらっしゃるんだなと伝わって来ます。やっぱりこういう社長に付いて行きたいですよ!
「いい家をつくり続けて、ミキホームを指名してもらえる工務店になるのが目標です」と三木さん。
マイホームの夢、私もその時が来たら…と、なんだか熱い想いがこみ上げる一日でした。
株式会社ミキホーム 代表取締役社長 三木勝彦さん
「竹田城と出石皿そばが定番です。そば好きなもので…」