女性は一生こうありたい!
有限会社マンエー
2015.03.23
但馬ではショッピングセンターの先駆け的存在、ショッピングタウンペア。
1979年オープンした建物の中は、いろんなお店が並ぶモール街になっています。
但馬に住む30代、40代の友人たちに聞いたところ、幼い頃「ペアに行く」といえば、ワクワクドキドキの一大イベントだったとか。わかります、そういう気持ち。
そんなペアの一角にオープン当初からあるお店のひとつが婦人服の「マンエー」。
30代以上の女性をターゲットにした幅広いファッションとATSUKO MATANOデザインの雑貨を取り扱っています。笑顔がステキな山根正則さんは家業を継ぐ6代目。
江戸時代はご先祖が八鹿で茶屋をしていたそう。
時代の流れとともに、小間物屋、宿屋と商売替えし、4代目の頃から衣料品を販売するようになりました。
お店のモットーは「より若く、より美しく、より健康に」
女性の気持ちに寄り添ったファッションを提案してくれます。
国内のアパレル業の95%は輸入品という現代だからこそ、できるだけmade in JAPANにこだわり、基本は一点主義という山根さん。
流行に流されず、長く着られる品質を重視したいと話します。
店頭に並ぶ魅力的な商品を手に取ると、その質の良さが伝わってきます。
女性は年を重ねるごとに身につけるものの質にこだわった方がいいという考えを耳にしますけど…私もそう思います。高価なものに限らず“いいもの”を選んでいる女性ってやっぱりステキ。
いくつになってもファッションを楽しみたいのが女性ですよね。
マンエーには90代の常連さんもいらっしゃるとか。
「ここで10年前に買った服が今も着られると声をかけていただいたりすると、すごくうれしいですね」と山根さん。ご自身は大阪や神戸の展示会に足を運んで、直接メーカーの商品を見定めます。
あるご婦人の場合。
と、この日初めてというご婦人がご来店。
(プライバシー保護のため私、角田の顔で失礼します。あ、ちょっと怖い…)
いつも地味な色合わせになってしまうというお悩み相談。
早速、山根さんがアドバイスされていました。
持っている服はほぼグレー、茶、黒という30代のご婦人。
新たなカラーに挑戦したいんだそう。
こちらはご婦人が選んだカーディガンを試着。
「結局こういう色が気に入っちゃうんですよね…」
と、つぶやかれていました。
「小物で少し色を入れてみては?」
と山根さんチョイスのバッグでコーディネートがぐっと映えます!
Afterその2
こちらは山根さんチョイスのトップス。と、バッグ。
「こういう色合わせの服やバッグは持ってないです」と、ご婦人。
元々お持ちの服と組み合わせてもいい感じ。色で雰囲気変わりますね〜。おしゃれ感UPしてます!
「自分では選ばないものなので新鮮です!」と、テンションが上がった様子のご婦人。
すごく気に入られてました!
ここも大事DANE!
女性の間で最強と名高いワコールの下着も取り扱っておられます。
こちらは山根さんの奥様と30年来の従業員古井さんにご相談ください。
お二人ともメーカーのセミナーを受講されているので心強い!
「下着は買う度にフィッティングをお勧めします。半年でサイズが変わりますから」と古井さん。
なるほど、それが現実ですね!
普段も試着OKですが、年に2回「試着予約会」を開催しているそうです。
この時はメーカーの新商品がたくさん揃うのでオススメ!とのこと。
派手〜!かわいい〜!
「しっかりと体にフィットして本当に暖かいんですよ〜」
おお!これなら但馬の冬もおしゃれに乗り越えられそうです!
「柄もいろいろあったんだけどね、今年はもう売り切れちゃって…」
リピーター続出の人気商品なんですって(メンズあり!)。
価格は決してお安くはないんですが、一目惚れして友人の誕生日プレゼントに購入しました。(その後大好評!)
やっぱり試着が一番!
「インターネットでベーシックなものを買うのはいいですが、挑戦してみたり、長く着たいものを探す時はやっぱり試着するのが一番。うちはリアル店舗の強みを生かして行きたい」と話す山根さん。
山根さんとお客さんのやり取りを見て、私も改めて、お店っていいなと思いました!
有限会社 マンエー 代表取締役 山根正則さん
「八鹿の町並みが見渡せる妙見山。名草神社の三重塔があり、ここから雪が降り始めると小さい頃から聞かされました」