レポート

「昔ながら」から「新しい」をつくる

柏原加工紙株式会社

2015.11.26

タヌキ
食べることが大好きな私ですが、
かわいい雑貨にも目がない!
案外女子力は高めのたぬきなのです。
(女子で獣て、もうわけわかりませんね)
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今日はこのおしゃれな紙の製造をされている柏原加工紙株式会社さまにお散歩してきたよ。

丹波市柏原町にある柏原加工紙は創業50年以上。
紙に様々な加工を加えて強度の高い商品をつくられています。
主には産業用加工紙や建材用紙などを製造されています。

柏原加工紙工場外観
2013年に5年後、10年後を見据え、長く愛される商品づくりをコンセプトに新しいブランド「teshiopaper」をスタートされました。
社長の矢本雅則さん(写真右)が立ち上げられ、現在は、teshio事業部として進めています。
柏原加工紙 社長とteshiopaper代表 矢本章子さん
事務所にはたくさんの試作品が!
既存の文房具や小物に紙を貼るだけで、個性的でオシャレに変わるんですね!
試作品①
試作品②
試作品③
試作品④
teshio事業部には雑貨好きが多く、いつもアイディアを出し合いながらサンプル品を作っています。だからこんなにセンスいいのか、納得!
「特に今は水に強い紙を使い、お花のラッピングに使っていただけるように力を入れています」
そう言って見せてもらったこのハートエンボスの紙。

ハートのエンボスラッピング

おお〜!確かにかわいい。
控えめな感じなので色々使えそうですね。

ハートのエンボスラッピング

この紙を使ったアレンジメントがお花の専門雑誌にも掲載されていますよ。
スゴイ!
続いて工場を見学させてもらいました。
工場内は昔ながらの町工場の風景がひろがります。
いやー、どこを取っても絵になる!
工場内①
工場内②
工場内③
工場内⑥
工場内④
工場内⑤
そんな中でも異彩を放つこの機械。わわ!なにこれ!!
「これは糸入り紙製造の機械で世界でもここだけにしかないんです」と章子さん。
世界で一つの機械を18年間携わる職人
機械を動かされているのは真継(まつぎ)さん(写真右)と蘆田さん(写真左)。
なんと18年間ずっとお二人でこの機械に携わってきたのだそう。

真継さん「古い機械だから故障することも結構あるけどそれも二人で修理してるんだ。
夏はものすごく暑いの! それが一番大変かな(笑)。」
蘆田さん「この18年間一度も喧嘩したことはないよ。真継さんがいつも助けてくれるからね、助かってます。」

お二人とも誇りを持ってものづくりをされてる。阿吽の呼吸で黙々とこなす。
こうやってできた商品が、ブランドとして世に出てるって骨太でいいなあ。かっこいい。

紙を超えた紙 teshiopaper
この機械でできる糸入りの紙。元々は梱包用として作られているものだけど、印刷やデザインを加えることでガラリと雰囲気が変わります。
面白いのは製造されている商品を掛け合わせると1200通りもの紙が作れるということ。
「まだまだこれから色々な商品を生み出していきたいです!」と笑顔でお話してくださる章子さん。
現在は年に数回、芸大、美大の学生や一般の方々とワークショップを開き、商品を模索中だそう。
どんな面白い商品が出てくるのか今後が楽しみ!

何十年も変わらないものづくりが、若い力で今の時代に合わせて様々に変化し、イキイキ動き出す。
様々な会社が目指す理想のカタチに出会えた気がしました。

教えて!但馬のウマイもん
teshio事業部の矢本章子さんにお聞きしました。
「普段食べれないので、但馬牛ですね。ステーキにして食べるのが好きです」とのこと。
ステーキに…! 薄切りを常としている私には羨ましい話です。

柏原加工紙株式会社

〒669-3309 兵庫県丹波市柏原町柏原1561
tel.0795-72-1137
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