レポート

過去の経験を活かし社会貢献

e-エデュケーション

2016.03.23

今日は豊岡市で2013年に起業されて3年目になるe-エデュケーションにお話を聞かせて頂きました。
因みに取材担当は、最近魅力的なカメラ、レンズが一気に発表されてテンションが上がっているきっしーです。(買えないですケド・・・)

普段見る事が出来ない経営者の魅力を、今回は脳内イメージセンサーに焼き付けていきます!

インタビューにお答えいただいたのはe-エデュケーション 副代表の小笹さんです。

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e-エデュケーションは映像制作 ソフト開発 セミナーの企画 e-ラーニング DVD作成 ユーストリーム等のマルチメディア全般の制作をされている会社です。

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それでは早速、お話をお聞きしたいと思います。
起業されてから3年目との事ですが、きっかけは何だったんでしょう?

201603_e-エデュケーション_11「はい、前職は関東方面のリサイクルショップで20年ほど働いていました。全国に約10店舗ほど支店があるリサイクルショップで主に古本と雑貨を扱っていました。若い方向けと言ったらいいでしょうか。ところが会社の方針で勤めていた支店を閉める事になってしまい、但馬へ帰ってきました。」

 

運命的な出会い

 

20年間ですか!という事は、経験もキャリアも豊富でしょう。
起業というお考えはリサイクルショップを辞められる時にはすでにあったんでしょうか。

「いえ、取り敢えずこちらに戻ってきてからは身内の仕事の手伝いをしていたんですが、ある時私の父が知り合いでもあった今の会社の代表と引き合わせてくれたんです。」

そうなんですか、という事は会社の起業にはあまり関わっておられないんでしょうか?

「いえ、代表もちょうど同じ時期に但馬へ戻って来た方で、自分としては一緒に会社を創らせて頂いていると思っています。初めて代表とお会いさせて頂いたとき、この人は相手の悪い所を探す前に、良い所に意識を向け先ずは相手を理解しようとする方なんだっていう事が直ぐに分かりました!」
そういった雰囲気がすごく伝わってきました。」

なるほど!という事は代表の人柄に惹かれたという事でしょうか?

「はい!実はリサイクルショップ時代は店長を任されていたので、相手が上面で褒めているのか、本心なのかを見極めるのは自信がありました。だからお会いしてすぐにこの人だ!と感じました。」

201603_e-エデュケーション_15まるで運命の人に出会った時の事を話す様に、目をキラキラさせながら当時を振り返る小笹さん。店長を任されていたのであれば、人を見る目は確かでしょう。それにたくさんの苦労やマネージメント経験もあるに違いありません。
小笹さんの誠実で謙虚な姿勢の原点が見えました!

相手をまず理解する事

「その頃には起業したい!という強い思いも持っていましたので、お会いして『一緒にやっていかないか?』と言うお誘いに迷いはありませんでした。」

起業されてからはずっとお二人でやってこられたんでしょうか?

「はい!2人でやっています。私は動画や音響、WEBの実務全般を任せて頂いています。」

ほぼ、お一人で、実務全般を任されているのですね・・・相当負担も大きそうです。
健康面は大丈夫なんでしょうか。お節介ながら心配してしまいます。

『会社がどんなに忙しくても、代表はまず私の体調を心配し『大丈夫か?』と声を掛けてくれます。その言葉だけでもとても救わています。うちの社風は『相手の良い所を見て、協力し合って仕事をする』ですから。」

 

流石です!ん?私の身近にもそういう考えの方が・・・。

 

「前職の頃からスタッフの細かい行動を見て良い所が見つかれば『それいいね』と声を掛け、『更にこうすればもっと良くなるよね』と言う風に付け加えてきました。相手の中に自分の想いと合致する部分を見つけ、そこを伸ばしていきたいと思っています。」

なるほど!要するに褒めて伸ばす!って事ですね!←短絡的思考
小笹さん自体は、WEBや音響、動画のスキルはどうやって身につけられたんですか?

「私は音楽が好きで、映像音響関係の学校を卒業しました。ただ当時は関東でなければ音響関係の仕事がなく、東京の方でスタジオの仕事をしていました。ところが、実際は商業ベースの仕事が多く自分がやりたかったアーティスティックな仕事は無かったんです・・・そこで音楽自体はどこでも接する事が出来ると割り切り、一旦音響の仕事から離れたので、音響以外はe-エデュケーションを立ち上げてから独学で身につけ、今も勉強中です。」

畑違いの業務であってもWEBページ制作、動画撮影、編集作業等々・・・積極的に必要な技術を吸収する努力を続けているのですね。
e-エデュケーションのホームページを拝見すると現在、動画コンテンツに力を入れられている事が分かりますね。

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「ええ、ただ会社としてはe-ラーニングをもっと拡げていく事を目標としています。
実は代表がこの会社を立ち上げる前に、東日本大震災により介護福祉師の方が不足した状況となった為、文部科学省から復興支援のお話を頂きホームヘルパ2級の無料講座を開催させて頂いた経験があります。その際、成果発表としてe-ラーニングを作成させて頂きました。
その時のノウハウを今の業務に活かし、もっと社会福祉法人さん向けのe-ラーニングを展開していきたいと考えています。
また、e-ラーニング機能として受講中に受講者の進捗状況や理解度等を経営者の方が把握できるシステム「学be-ing」もすでに完成しています。」

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e-ラーニングを本当に意味のあるものにする仕組みを確立されているのですね。
それに起業されたときには、社会福祉に貢献したいとの強い思いもあったのですね。

人との繋がりの大切さ

「はい。また、起業の際に強く感じたのは、人との繋がりの大切さです。当初は本当に苦しい経営状況が続きました。相談できる人もいなかったんです。そんな中、ミラサポのものづくり支援補助金を受ける際に、商工会を通して津田先生に出会ったんです。

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津田先生といえば田原会計事務所で税理士でありながら企業の跡継ぎ問題に取り組んだり、自治体と銀行のつなぎ役をしたり、セミナーの講師を務めたり…本当に多彩な仕事を手がけておられる方です。(※田原会計事務所さんの取材記事はこちら

「津田先生には色々相談に乗って頂き、本当に助けて頂きました。商工会の方や津田先生との出会いが無ければ今、こうしていられなかったと思います。ですので、その方々に恩返しをしたいという思いも強いです。」

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なるほど!とにかく謙虚で腰の低い小笹さん。軽い気持ちで無茶な依頼をされ嫌な業務をされる事もあるんじゃないでしょうか。少し心配になりました。ところが・・・!

「無茶な依頼だからと言って、『気に入らない』とか、『嫌な仕事だな』なんて物はないんですよ!
相手の方は何らかの理由で困っておられ、私たちを頼って来られている。それであるなら、その依頼者の方の背景を考え出来る方法を考える様、心掛けています!これは自分の性分でもありますけど(笑)」

わっ!ちょっと雰囲気が変わりました!とても熱く頼もしい方でもあるようです!

「以前、古い雑音だらけのテープをクリアにして欲しいとの依頼があったんですが、音響は得意分野でしたので処理が完了した物をお客様にお渡ししたとき、とても驚かれ感謝頂きました。それを聞いたとき私もとても嬉しく感じました。」

流石、音響のスペシャリスト!古い物をリフレッシュする技術・・・これってこれからニーズが増えていく気がしますね。今後のますますのご活躍が楽しみです!

「はい!これからももっともっと技術を身に付けてお客様の要望に応えていきたいです!」

それでは最後に小笹さん、但馬のおススメを教えて下さい!

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但馬に焼き杉を使った家屋がならんだ通りがあります。海に近いので塩分を含んだ塩害から家を守るのが目的なんです。その景観も情緒があっていいのですが、焼き杉の技術、これを最近の若い方が習われているんです。それらを含めておススメしたいです。

また、但馬は何と言っても星空が綺麗です。
関東にいたころにも良く但馬の星空を紹介していました。
そのせいで『乙女みたいだな』とからかわれたこともありましたが(笑)

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小笹さんの人柄が現れたおススメスポットではないでしょうか。
有難うございました!

e-エデュケーション

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