京丹後フルーツトレイルで農家も活性化
Culoco 久美浜
2019.02.28
久美浜はフルーツの産地。
北近畿地産の会2019年2月例会は、丹後地域で地元の農産物(野菜やフルーツ)を活用した地域活性の取り組みをしているメンバーの事例発表レポートをお届けします。
株式会社田園紳士代表の森下裕之さん。デザイナーで、カフェCuloco(クロコ)オーナーのの丸山桂さん。管理栄養士でもあり、丹後バル主催者の関奈央弥さん。
それぞれが自分の持つ得意分野を生かし連携して、丹後の食に関係する魅力をブランド化しようと試みている。
3MENSの2人めは、丸山さん。
京丹後フルーツトレイルの企画と運営
フルーツトレイルとは・・・
トレイルとは、「小径」のこと。
フルーツトレイルには、ハイキングのように農家をめぐって楽しもう。という意味合いがある。
久美浜はフルーツの産地。
直売所では、長年、それぞれのファンの方はついているが、高齢化で年々ジリ貧にあったことと、若い層が利用しづらいと声を聞き
若い方が気楽に立ち寄れるようにと、各農家さんが作ったフルーツ等でフレッシュジュースやスムージーを直売所店頭で楽しんでいただくという企画を行った。
昨年度の取り組みでは、売り上げはもちろん、農家さんのモチベーションUPという意外な嬉しい効果もあったという。
久美浜のフルーツ農家では、もも・なし・ぶどう・すいか・メロン・りんご・いちご・キウイなど、色んなものを少量づつ作っている。
季節により、フルーツが変わる。また、おなじ種類のフルーツでも品種が異なったり、農家さんによっても変わったりと色んな味が楽しめるそう。
朝、農家さんが収穫してきた、まさにフレッシュなスムージーやジュース。
なるほど、観光地の市場などに併設された海鮮食堂などはよく流行っているイメージ。
そのイメージをフルーツに置き換えると、なんとも楽しげ。(*´艸`*)
丸山さんは京丹後駅社内でカフェを経営しながら、デザインの制作やクラウドファンディングを活用し、京丹後のフルーツを通して街の魅力を広める活動をしている。
各農家さんを訪問して、今まで各農家さんが当たり前だと思っていたことを、深く知り正しく伝えることで、その農作物に対する消費者の思いが変わるという。
京丹後フルーツのプリン
2019年は、フルーツトレイルの企画にお土産がプラスされる。
昨年からの企画で、フルーツそのものはあるがお土産がないね。という課題が出たそう。
そこで、農家さんや森下さんとミーティングを行い、美味しいプリンがあったら喜んでもらえるかな?ということで試作を重ね、久美浜のフルーツと牛乳と卵を使った手作りプリンが出来上がった。
1個 580円。今年の夏に久美浜の各農家の直売所に並べたいと、クラウドファンディングにも挑戦しているので是非応援を↓↓↓
京都の果樹園のフルーツで、果物農家とフルーツプリンやグラノーラをつくりたい!(クラウドファンディング)
事前のイベント販売では、限定数量がすぐに完売となったそう。
京丹後の無農薬玄米と野菜やフルーツで作った「フルーツトレイルグラノーラ」も、京都四条烏丸の書店等で販売が開始した。
商品のラベルは、久美浜の美しい海や美味しいフルーツ、豊かさやあたたかさをイメージしたデザインとなっていて
「商品を買って、久美浜を知って、久美浜にきてもらいたい」という丸山さんの想いが込められている。
これからの季節、フレッシュフルーツと直売所の農家さんに会いに、そして綺麗な海に会いに。ローカルフードスローライフが満喫できそう。
そんな、京丹後を盛り上げる爽やか3MENSの3人目が関さん。丹後バルで3年間に800人余りの人に丹後食材の魅力を伝えている。
続きはこちら 丹後バルとは・・・