但馬地産の会 2017年4月総会
地産地消レストランベリッタ
2017.04.17
おだがきさん家の八鹿豚をはじめ、但馬産食材にこだわったメニューを提供する
本年度からは、但馬各地の中間地点に近いこちらが「但馬地産の会」のHOMEとなる。
要所要所の役員会などはベリッタで行い、定例会は但馬各地の地産地消の名店をめぐって但馬の食について語り合う。次回定例会は6月から
はてさて、どんな名店を訪れることが出来るか楽しみな のざき です。
通常総会というのは、その後の食事が楽しみでさらっと終わるもの。
ですが、地産の会の総会は違いました。
特に印象的であったのが、田丸会長のあいさつを受けての谷口副会長からの報告。
(田丸会長)
但馬地産の会は、ゆるやかな会と言う事でやっていますが、今、但馬が注目されている中で今後どのような展開を図っていくかを考えて、29年度は谷口さんを中心にキリンビアツーリズムを行っていきます。
(谷口副会長)
昨年、KIRIN地域創生トレーニングセンタープロジェクトで、フィールドワーク及びディスカッションを行いました。
地域の課題についての講演話し合いの中で、少子化問題と地域の疲弊というものは未来を見据えたときに本当に目の前にやってきていて、大変な時代になりました。
どうやって地域の魅力をアピールして行けばよいか、とにかくいろんな問題を定義し、お客様に来て頂く事が一番で、自分たちでもしっかり地域でお金をつかっていきましょう。と言う中で、具体的に何をするのかを今年1月。但馬地産の会会長田丸さん・KIRIN・電通・神戸新聞・全但バス・地域の企業・城崎観光協会など複数のメンバーで会議を持ちました。
年間100万人来て頂ければ地域ビジネスとしてなりたつ。ビールを飲みたいタイミングはなんだろう。ビアツーリズム但馬にお客様は、何を求めて来られるだろう。但馬牛はキラーコンテンツとしていいのではないか。ただ、牛。ブランド牛では、産地の戦いとなってしまう。それではつまらない。但馬牛はもともと、各地のブランド牛の素牛である。で、あれば和牛の聖地で行うビアツーリズム。
これで今後、地域を盛り上げて行きたい。
それらは早速、形になっています。
兵庫県ビアーツーリズム
城崎温泉から国産黒毛和牛のルーツをたどる!
http://beer-tourism.jp/hyogo/
なんの会だと思っているんですか。
但馬地産の会ですよ。
ベリッタでは、予算や年齢層ご希望によっておまかせコースなども出されています。
今回のメニューは地産の会スペシャル。「前菜4種盛」と、ノンアルなのにビールみたいな香ばしさ「KIRINゼロイチ」からスタートです。
めずらしいかもしれません。和の食材として私たちが普段食べているお魚をイタリアとして繊細にアレンジされていました。
ビール飲みたい!!!(記憶をなくすのでガマン)
ベリッタの1つめの特徴は、おいしくて新鮮な但馬産やさいがたくさん使われているということ。
何気ないようにみえて、添え物ではなく一皿になる但馬やさい。
しっかりとした味があり、アクセントに山椒味噌を添えた一皿。
魚介の紙包み焼(香住産白海老、ホタテ貝柱、ムール貝、白いかをトマトスープで)
ベリッタは、オーナーであり地産の会の理事でもある「大林賢一氏」が、創業した事務所のある養父市の当地に飲食店の灯りを残したいと言う想いと、また誇れる但馬の食材を但馬の人がまず楽しみ、発信したい。まさに地元愛から生まれた店。
そんな大林氏がスタート以前から、当地の財産と思っている「おだがきさん家の八鹿豚」(おだがきさんちのようかぶた)がベリッタの2つめの特徴であり、本日のメインディッシュ。
そしてベリッタの3つめの特徴は、多くの生産者や多方面での連携を行って自社だけではなく地域で盛り上がっていきたいと考えていること。
その一例である「城崎スイーツ」が、本日のドルチェ(* ´艸`*)
野崎が個人的に、人生ランキング1位のしっとりさ。米粉バームクーヘンと共に登場したのは、城崎スイーツとのマリアージュ「天滝ゆずシャーベット」
日本の滝100選に選ばれた養父市大屋町「天滝」のふもとで育てられた手しぼりの天滝ゆず果汁を使い、城崎ジェラードの技術で、あっさりと上品な甘みと共に柚子特有の苦みもさわやかというシャーベットに仕上がっている。
お見事。と言うしかない味わい。(地産の会メンバーからも”これ、うまい”の声が)
城崎スイーツはこちら http://www.kinosakisweets.com/
天滝ゆずシャーベットはこちら http://www.verita-tajima.com/take_out/
「生産者がいて、料理する人がいて・・・これを但馬の中一圓で出来たらおもしろいことになるかな。こう、何十年も前から思っており、今、現実味をおびてきたのかなと感謝の気持ちもあります。是非、この会がもっともっと大きい会になればいいなと思っております。今後共、どうぞよろしくお願いいたします。」
*但馬玄の生産者:上田畜産上田代表の締めのご挨拶から
但馬地産の会の素晴らしい所は、ここにあるのではないかなと感じます。
私みたいに、おいしいものと毎回出合いたいからのスタートでもいいと思います。(笑)
出合いとツナガリを大切にしていきたいですね。
最後に一言!ベリッタオーナーが考えるたじまのPRポイントは、なんですか?
カフェレストランベリッタオーナー 大林賢一 さん
「但馬は自然のテーマパーク!!四季折々を楽しんで欲しい!」