レポート

公立八鹿病院へ、非接触型アルコール噴霧器を寄贈

公立八鹿病院を応援する会

2021.01.13

令和3年1月13日
公立八鹿病院を応援する会の有志からの寄付による緊急対策事業として、公立八鹿病院へ非接触型アルコール噴霧器を5台寄贈させて頂きました。

寄贈当日は当会を代表して、守本会長、大林副会長の2名が、後藤院長をはじめ病院関係者の方と意見交換も行わせて頂きました。
一部、ご紹介いたします。

■後藤院長
この度はありがとうございます。
自動消毒液噴霧器のアイデアはどこから出たんですか?

■大林
八鹿病院を応援する会で何かできないかなというところで、今回このコロナ禍に、あまり表立ったことや行動を伴うことはできないなか、どういうことを応援すればいいだろうと西田部長にお話ししましたら
看護部長さんと相談されて、消毒が手動式しかないということだったので、自動の消毒用ディスペンサーを寄贈させて頂くことになりました。

■守本
去年マスクを寄贈させて頂いた際に、実はメール1本での協賛募集だったんですが、会員の方から予想を上回る応募をいただきまして、当時マスク不足で購入できる数量が限られていたため、協賛と事業費の差額が10万円ほどありました。

協賛を集めた根拠が緊急対策ということであり、他の事業で使うつもりは全くなくて、今必要なものをタイムリーにということでお尋ねしたところ、こういうお困りの事があるということなので、ぜひもう我々も一刻も早くとLINE上での審議を行い、すぐ予算執行に至った次第です。

■高階看護師長
設置場所は今考えています。
病院だけじゃなくて老健にも置かせていただきたいなと思っています。
玄関で外来患者さんや、外から来られる方にもぜひ使っていただいて・・と考えています。

■守本
公立八鹿病院を応援する会の名前も貼っていただいて、ありがとうございます。
これを見た方が、我々と志を同じくして入会していただけたらと。我々会員数が一つのバロメーターでもあります。
お金を払って頂いて、それでも八鹿病院を応援したいという人たちがこの町にいるということが、我々にとっての誇りでもあります。

■西田部長
今回、看護部の方と話して現場の要望をきいて、その要望に答えて頂いたという形になります。
非常にありがたいし、現場にもその気持ちが伝わってると思います。

■高階看護部長
非常に有難いです。

■守本
こちらこそ、お役に立てて有難いです。
せっかくお会いできた機会なので、コロナの件等について今の状況を聞かせて頂けないでしょうか?

■後藤院長
去年11月まではほとんどありませんでした。
今年に入って陽性の人が非常に増えていますし、外から来た方だけではなくて但馬在住の人も陽性になっていて、ちょっと去年までとは違う状況になっています。

ニュースでよく話題になっていますが、高齢者施設・病院で全国的に多くクラスターになっています。
全く警戒してなかった人が実は後になってからコロナだったということがあり、玄関で検温等をしていますが、あれだけでは防ぎきれないような感じですね。

無症状で熱のない人から感染する。
実際どうやって防ぐのかという事が非常に難しくなってきている。東京とか大阪になったらもう誰が持ってるかわからない。

■守本
受け入れできるベッドの数も限られているという中で、田舎の方では、直接は関係ないかもしれないですが
日本では民間病院が多い割に、あまり受け入れはできなくて、どうしても公立病院の方にしわ寄せが来てしまっているとニュースでも拝見しました。

■後藤院長
民間で大きな病院が多くないですからね。
例えば兵庫県はあまりないんですけども、倉敷中央病院とか大阪の済生会などの民間のかなり大きな病院だったら、設備とかマンパワーもあり、感染症対策専門のドクターとかナースもいるので対応できますが、150床とか100床ぐらいの普通の民間個人病院だと、感染症対策のドクターが居るとか居ないとか関係なく、ナースが居ないですから。

無理に病棟の一部を仕切ってコロナの区画を作ってみても、その対応ができるスタッフが居ないですね。
だから、こういう時に急にその体制を作るのはなかなか難しくて、公的病院で、普段からそういう医療体制を作っておかないといけないです。

■守本
医療だけじゃなくて、いろんな面で何でもかんでも競争原理という事で、諸処しわ寄せが出てきたりしますね。

■後藤院長
都会はベッドがないと言っても、この病院でクラスターが発生したら、じゃあここは閉めて別の病院行こうかという選択肢があるんですが田舎だったら、もう他に行ける病院がないんですよね。
もう余力が全然ないので、一旦起こってしまうと悲惨なことになってしまう。
毎日冷や冷やしています。

■守本
本当にいろんな心配が絶えないですね。

■後藤院長
本当に早く終息してほしいと思っています。

■守本
予防接種ができるようになる事を我々は期待するんですが、
その対応等もやっぱり公立病院の方でやっていくという事なんですか?

■後藤院長
当院だけでは対応が間に合わないので、医師会やかりつけの先生に、分担してもらってやることになると思います。
人口の7割ぐらいにワクチンを打つとなれば、4週の間に2回打たないといけないので、土日でやると1日に700人とかの数を打たないといけない。
予防接種会場が3密でクラスターになったら、もう何してるかわかりませんからね。
今、ちょっとそのあたりどういうやり方をするか、養父市ともしっかりと相談してるところです。

■守本
同じようなことは、他の地域でも起こりうることですね。
政府のこうした方がいいんじゃないですかというのは、出てくるとは思いますけど・・

■後藤院長
2月終わりまでにはスタートしたいと、政府が言っていますけど、なかなか難しいんじゃないかなと考えています。
一部スタートはできるかもしれませんけど、かなりの住民に行き渡るのは、夏ぐらいじゃないかなと思います。
春に医療従事者が始まって、高齢者に実施し、ちょっと時間がかかると思います。

■守本
やっぱり、すんなりとは行かないかもしれませんね。

■後藤院長
夏ぐらいと私は思ってるんですけどね。
だから、オリンピックなんかはどうするか、無観客でやるにしても選手だけで何万人となって選手村が密になりますよね。

■守本
厄介な問題ですよね。本当に。
そんなときに幸か不幸かじゃないですけども、もうなんか私も去年1年何も失っちゃったような気がしますね。
宴会も旅行もなくなっちゃったし。本当にそんな感じです。
1日でも早く、元の生活に戻れるようお祈りしたい気持ちです。

■大林
病院の関係者の方には、もう頑張ってくださいとしか、我々は言いようがないです。

■後藤院長
クラスター発生したら本当に悲惨なことになる。

■西田部長
そういう意味でも、充分な感染対策として今回いただいた自動手指消毒器は一つの武器になると思います。

■後藤院長
この度はありがとうございました。
今後もどうぞよろしくお願いいたします。

■守本
有効に活用して頂ければ有難いです。
本日はありがとうございました。

 


公立八鹿病院を応援する会設立活動主旨:
公立病院の多くは地域医療に様々な問題を抱え,特に医師の確保は大きな課題です。 今、市民に求められることは、問題解決を行政に頼るばかりではなく、自らができることを模索し、取り組みを行っていくことだと考えます。 市民の医療サービスに対するこれまでの認識、「提供されるべきもの」を、「自らが維持していくべきもの」へと意識改革させる必要があります。 その為には、市民が医療における現状をよく理解し、医師関係者のモチベーションを拡大できるような態度で接していくことが必要です。 そんな志の勇士が集まり、本会を設立し、活動を行っています。

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