但馬地産の会2016年10月定例会
西洋各国料理・創作フレンチ アミタ
2016.10.16
国道178号線を、豊岡から香住に向かって走る途中
ずっと、なんのお店か気になっていました。
看板がなく、のれんだけで唯一お店であろうことがわかります。
奥ゆかしい、ただならぬ通の雰囲気・・・
こういうところって、おひとりさまではなかなか入りづらい。
地産の会に参加させて頂いていてよかった。
野崎です。(*´艸`*)
店内にはJAZZ
小物、食器、女性の心をつかむ雰囲気。親しい人と一緒なら、特別な日になりそう。
食事は、味がおいしいだけではなく
空間と雰囲気<ヴィジュアル><耳><舌>など五感と人が合わさって、最高の食事となる。
を体現しているお店。
ひらめのムニエル葱生姜オレンジソース
オーナーシェフ
後藤久右衞門 氏
本名ですか?
お名前をつけられた由来で1記事書けそうです。また、次の機会に・・
フランス・東京・大阪での経験を経て、Iターンで但馬へ。
アルケッチャーノの奥田政行シェフと学校レストランで一緒にお仕事をしたこともあるシェフの創作料理は、フレンチ、イタリアン、和食から影響を受けているそう。
どのような食材を見極めて使われているか、お聞きしました。
「なるべく新しいものをお出ししたいと思っています。
特にたじまのお野菜は、鮮度があればそれだけでおいしい。
朝とれたものを、そのままゆがいて出しても美味しいんです。」
久美浜のいちじくチーズ生ハム八鹿豚、かぼちゃとかに味噌のスープなど
香住がにとアボガドのタルトカリフラワーのムースのせ
久美浜いちじくのコンポート、シナモンアイスクリーム
アミタのお客さまは、ほぼほぼご予約だそう。
「ふらっと立ち寄って頂いても、大丈夫なんですが、予約制にしているのは、このお客様にはこういったものを出そうとか・・・」
豊岡出身のお客様が、遠方からのご友人を連れてこられた時などは、豊岡を自慢できるもの、但馬のものをできるだけ楽しんでいただこう。
地元のお客様には、都会の雰囲気を味わえるもの、例えば普段なじみのない「フォアグラ」や「オマールエビ」をお出ししよう。と、いった風に・・
そのとき、そのときにお客様がどこから来られて、どのような体感をして頂きたいかを
朝から、考えてお出しします。
これが後藤シェフの「人の気持ちに対する想像力と想定力」
シェフであり、プロデューサーでもあるんですね。
アミタさんでのお食事は、コースメニューの一つ一つが丁寧で、感動と驚きを感じました。
「但馬の食材の持つポテンシャルはとても高い。
シェフとの共創があって、初めてその価値が伝わり、広がる。
価値をどう上げるかは料理人次第といっても過言ではないので、
これからも、是非、一緒に価値を高めていって欲しいなと願います。」
※谷口副会長の言葉から
最後に、いつもの質問!
後藤シェフに「但馬で好きなものや場所がありますか?」と尋ねたら
「全部好きです」
と、好きな人に言われたい言葉No,1のようなお返事が返ってきました。(゚д゚)!
野菜、海産物、げんげ(のめ・ぐべ)、底魚のあかえとか、このへんでしかとれないもの。
とかとか。。
但馬と後藤久右衞門シェフは、相思相愛なのかもしれないですね。
なるほど。また来たくなるたじまのお店には、tajima loveを感じました。(^o^)
最後に一言!シェフの好きなものはなんですか?
レストラン アミタ シェフ 後藤久右衞門さん
「たじまで好きなもの・・・全部、好きです。」
