レポート

アイデアで勝負!!

株式会社 ピーナッツ

2016.04.25

さて今日は、但馬でWEB サイトやグループウェア等のシステム構築、映像、グラフィック制作、通販サイト『やぶらぶwalker』運営等、あらゆる方面で活躍中の『株式会社 ピーナッツ』の取材をさせて頂きました!
因みに『株式会社 ピーナッツ』の取材は今回で2 回目となります。(前回の取材記事はこちらから)
また『株式会社オーシスマップ』のグループ会社でもあります。
今回お話を聞くのは、この方!
映像製作担当、西村由大 さんです。ピーナッツで制作されたほとんどの動画コンテンツは撮影から編集まで全て西村さんが担当されています。(バッグの中身は少年の心だそう)

小さな頃から映像に興味があった。

ファインダーを覗く西村さん。鋭い眼差しです・・・
まさに映像ハンター& クリエイター。
もしやとても気難しい方なのではないでしょうか。
気軽にカメラを向けてしまいましたが内心、『なんだその構えは!』なんて思っているのでは・・・これは気を引き締めていかないと。
カメラを構え、編集作業する西村さん
早速ですが、まずは西村さんご本人についてお伺いしたいと思います。
ピーナッツに入社するきっかけは何だったんですか?

「今思うと、運命だったのかなぁ・・・」

ファインダー越しに遠くを見つめながらそうつぶやいた後、記憶の糸を手繰り寄せる様にゆっくりと言葉を続けれらます。

「映像制作というほどでもありませんが、子どもの頃から動画を撮影したり映像を作ることが好きでした。父親のビデオカメラを借りて、友人に出演して貰ってショートムービーを作ったり、ねりけしを使ったクレイアニメを作ったりして遊んでいました。」

少年時代を振り返る、西村さん。学生時代は音楽が好きで、高校に入るとパソコンを使った曲作りやミュージックビデオ制作にも挑戦していたそうです。

「高校時代は部活に入っていなかったので、放課後はよく近所の友人と一緒に映像や音楽を作ったり、ホームページで作品を発表してみたり、自分達の面白いと思うことをやっていました。」

夜空へジャンプ!飛び出す西村さん。

進学のため地元を離れてからも映像の趣味は続けておられたそうですが「その日が楽しければ良い」というような考え方で、将来自分がこの仕事に就きたいということは特に考えていなかったそうです。そんな学生時代も終わりを告げ地元に帰ると、友人の勧めもあって株式会社オーシスマップのアルバイトとして働き始めます。

「オーシスマップでは航空写真から図面を起こす図化業務を主に、現場の測量なども経験させて頂いて、多くの先輩方から仕事に対する姿勢や社会人としての振る舞い方を学びました。また大林社長をはじめ、多くの社員の皆さんが地域活性化や社内行事にも大変熱心に取り組まれており、そういった姿にも大きな影響を受けました。」

本人曰く『更生させられた』とのこと。なるほど、アルバイト時代の経験が西村さんにオーシスグループのスピリッツを根付かせたんですね。そんなある日、西村さんのもとに大林社長が訪ねて来られて『明日 映像の仕事で某所の撮影があるんだけど、よかったら行ってみないか?』という話をされたそうです。

廻りだした運命の歯車

「簡単な記録撮影の仕事だったのですが、それまで趣味でしか映像を扱ったことがなかったので、業務として行うことに不安もありました。でも先輩方の挑戦する姿勢や自分次第で広がる世界を日々目の当たりにしておりましたので、私も頂いたチャンスを活かしたいと思いました。」

その撮影の仕事がきっかけとなり、西村さんはオーシスマップのグループ会社であるピーナッツに入社されます。不安があっても勇気を持って一歩を踏み出したことで、チャンスを掴まれたんですね。

「私に声が掛かったのは、私の映像の趣味をピーナッツ野崎社長が知って評価してくれたからだと聞きました。学生時代は将来自分が映像の仕事に携わっているなど考えもしませんでしたが、好きで続けてきたことで自分について評価や期待をして頂いて、今こうしてピーナッツで働かせて頂いています。とても有難いことですし、今だから思うことですが『すべてのことに意味があった』んじゃないかと、ピーナッツに入れたことに何か運命的なものを感じています。」

そうしてピーナッツの一員となった西村さんですが、それまで映像についての専門的な技術や知識を習得して来られなかった為、最初はお客様の要望に応えることや業務として映像制作を行うことに大きなプレッシャーがあったそうです。

「映像に関する勉強をしたことがないので、知識や技術で他の方に比べて劣る部分が多々あると思います。今はインターネット等で映像について独学でもある程度勉強することが出来るのですが、どうしても分からない事や実際に経験者の言葉を聞いてみたいこともありましたので、会社に許可を頂いてNHK の番組制作講座や養父市ケーブルテレビの業務研修などに参加させて頂きました。」

その研修を通して長年映像業務に携わって来られた経験者のノウハウに直に触れ、自分が抱えている問題の本質やその解決の糸口に繋がったそうです。また何よりも実践第一といことで、一つ一つの業務の中で日々経験値を積まれています。

「まだまだ段取りの甘さを感じる場面が多くあります。最初の段取りが不十分だと、必要以上にカメラを回したり、必要以上に編集時間をとられたり、業務の無駄が多くなってしまいます。経験による部分も多いと思いますが、自分の課題を常に意識して業務に取り組むことが大切だと思っています。」

オーバー・ザ・トップ

また西村さんは、常に新しい技術を取り入れる事を意識されています。

「私は経験が浅い分まだまだ伸びしろがあると思っていますので、撮影や編集など基本的な技術を磨いて品質の向上や効率化を図ると共に、新しい技術や表現手法にも気を配って可能な限り取り入れていくことを心がけています。斬新なアイデアや遊び心も求められる分野ですので、新しいソフトを試したりデザインなど他分野の技術について知ったり、一見現在の映像業務に関係がないように見えることも業務の幅を広げるために必要なことだと思っています。」

やはり好きな業務であるからこそ、継続して技術を磨きたいと思いますし、それが苦に感じる事もないのでしょう。それが自信に繋がっていくものです。その感覚、私にも良く分かります。
しかし趣味の様に時間の際限もなく拘る訳にはいきません。西村さんにとってのプロフェッショナルとは?

「3 年間映像業務に携わらせて頂いておりますが、お客様に納品する際や社内チェックに回す際には毎回『本当にこれで良いのか』『ご要望に応えられているか』『品質に問題はないか』など、とても不安があります。でもその不安は見方を変えれば自分の強みなんだと思うようにしています。
もちろん仕事としてやる以上は、予算や納期などにより出来ることには限りがありますし、自分の技術にも限界があります。ただしそこで早々に妥協をせずに、その限界を押し上げていくような姿勢を持ち続けることが重要なんだと思っています。現状に満足せずに常に『これでいいのか?』と自問自答をする。ポジティブな臆病でありたいですね。」

三脚を運ぶときって・・・

ついつい憧れの『ターミネーター シュワちゃん』のスタイルで運んじゃうんですよね・・・ふふ

 

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▲やぶらぶテレビショッピング 現在『やぶ医者シリーズ』絶賛放送中

ちなみにピーナッツでは、市民に楽しんで頂ける番組・地域に密着した番組をコンセプトに『やぶらぶテレビショッピング』を制作されています。番組は養父市ケーブルテレビとユーチューブで視聴可能で、毎回自主制作ならではの新しいアイデアや面白い企画を模索されているそうです。

「単に商品を紹介するだけではどこにでもある普通のショッピング番組になってしまいますので、メンバーで意見や知恵を出し合いドラマやクイズ、お便り募集など様々な企画を行っています。養父市のゆるキャラを集めて『やぶらぶ大運動会』などをしたこともあります。ピーナッツメンバー総動員の大変な撮影でしたが、とても良い経験になりました。

まだまだ技術不足を感じたり悩むことも多いのですが、企画・撮影・編集まですべて自分に任せて貰えて、また3年以上継続して取り組ませて頂いているおかげで、成長やスキル向上を感じられる業務でもあります。そういった意味で私にとっても非常に重要な番組ですし、今後も視聴者の皆さまに楽しんで頂けるようにパワーアップさせていきたいと思っています!」

世界でも通用するクリエイター

常に向上心を持って業務にあたられていますね。今後、チャレンジしたい事は?
「昨年取材をして頂いた際にもお答えしたのですが『全国で流しても恥ずかしくない映像を作ること』を目標にしています。今はまだまだ至らない部分も多く、機材などは大きな制作会社と比べてしまうと差があると思いますが、発想やアイデアで補うことも出来ると思っています。そういう試行錯誤が出来ることも、今ピーナッツで映像制作に携わらせて頂いていることの面白さ、やりがいだと思います。
また先日、但馬出身の国際的映像作家の藤原次郎さんと一緒に仕事をさせて頂く機会があったのですが「田舎だから出来ないこと」「但馬の会社はこの程度だろう」そんなことは一つもないとアドバイスを頂きました。
限られた機材や制作環境のなかでも独自の表現手法を追求され、世界的に評価されている藤原さんから頂いた言葉なので とても励みになりました。自分もいつか世界でも通用するような映像を作り出せるクリエイターになる事を目指しています。」

素晴らしい!!力強く頼もしい口調で答えて頂きました!
想像を絶するアイデアで、世界をあっと言わせる映像を作り出しましょう!!
それでは最後に、いつもの但馬のおススメを教えてください!

教えて但馬のココを案内したい!

祖父と祖母の山小屋です。
豊岡市日高町羽尻地区に住む祖父と祖母が人生の大半を費やして開拓した山畑なのですが、そこにある山小屋がたまりません。幼少時代の思い出がたくさん詰まっていますし、大人になってからも度々友人とキャンプをしたりしています。夜は星がきれいです。比較的虫が少ないです。あとは・・・特に何もありません!でもそれが良いんです。ボロ小屋でキャンプしてみたい方は私にご相談ください。

近くには「湯の原オートキャンプ場」がありますので、普通にキャンプしたい方はそちらがオススメです。

西村さん、一押し 山小屋

少年時代の思い出が詰まった、自然が一杯な場所の様です。
これはネイチャー写真の被写体としても、とても気になる場所の一つになりました。
西村さん(よっしー)、今日はありがとうございました!

株式会社 ピーナッツ

〒667-0021 兵庫県養父市八鹿町八鹿1097 番地8
tel.079-662-8331